D.Force The Third Chapter
Force-11

ディクスの特別課外授業


約束の日がいよいよあさってと迫る今日、ディクスはシュナウズ学院に足を運んでいた。
ディクスは学院の生徒がどんな術の教育を受けているのかと興味津々だった。エンドレスでも名門校だ。きっと術に関しては他とは違う何かを教えているに違いない。そう思い込み、普通ならあまり見せてもらえないが、ディクスはあの老人・・・つまり、この学校の校長に掛け合い、今高等部の一教室にいた。
後ろから眺める生徒達の様子は皆真剣だ。
男女比は半々と言ったところだ。
"幻術による心理作戦について"
それが今回の授業の表題らしい。教壇に立つ教官がこれでもかとうんちくを垂れている。
―――――― うんちく垂れるよりも実技が一番だろうに・・・
不謹慎にもあくびが出てしまう。
そんな授業風景をディクスは面白くなさそうに観察していた。スティングの言う、エンドレスの術の衰退の現状がわかったような気がした。
教官がどんなに座学で熱弁を振るったとしても、術は理屈じゃない、実践が非常に大切なのだ。だから頭の中では分かっていてもそれを術として活用するにはやはり経験が要る。
・・・頭は良くても術は経験だからな・・・こんな授業じゃ将来の希望の芽を摘むようなもんじゃないか・・・
心の中で毒づく。もちろん全ての教官が・・・というわけではないだろう。だが、現実にこういった授業が多く行われているのだ。そして理論だけ身についた経験のない術者が出来上がるというわけだ。
「えー、つまり、幻術とは麻薬のようなものです。一旦相手の幻術にはまると抜け出せなくなってしまいます。相手の術中にはまるわけですからなんかもう、すごいあれですよね、やばいですよね」
いいのか・・・?本当にこんな授業で生徒達は満足しているのか・・・!?
ディクスはもどかしくてしょうがなかった。自分なら絶対実践で解決!なのに・・・そもそも教官の説明が抽象的でどうするのだ。すごいあれとは一体何なのか?
幻術にはまると一体どれくらい危ないのか。それを教える必要がある。教官自身も幻術にかかったことがないのか、肝心な部分は曖昧だ。
長々と続くおしゃべりに教官がようやく一息入れる。
「えー、何か質問は?」
すると一人の生徒が手を上げた。
「先生、幻術はマスターの称号取得レベル的にはどれくらいですか?」
「幻術の種類にも寄るが・・・まぁ、七から九といったところかね」
曖昧な答えにディクスはいよいよいらいらしてきた。
俺だったら絶対こうするのに・・・!!!
壁にもたれかかりながら術を発動する。ディクスの手のひらに出現する一頭の竜。レクサスによく似ている。
「せ、先生!あの術は何ですか?」
突然声が上がる。すると、声を上げた生徒が指差すほうを教室にいる全員が目を向ける。
その先はディクスがいた。手のひらサイズの竜を宿したままたくさんの視線の前に固まってしまった。
――――― し、しまった・・・!
見つからないように小さい幻術を発動したというのに、やはり見慣れないディクスを気にするものがあったらしい。鶴の一声でディクスは注目の的だ。
教壇に立っていた教官はディクスの手をまじまじと見ている。そして黒ぶちのめがねに手をかけ、首をひねった。
そこからでは良く見えないのか、ディクスのいるところまでやってきて羽ばたいている竜の幻像を凝視した。
「うむぅ・・・これは・・・」
なんと答えて良いか分からないようだ。うなるだけで、生徒の質問には答えない。
「君、これは何かね?」
「これも、術ですよ」
ディクスが当然とでも言うように答えると、教官は顔をしかめた。術には見えないのだ。
「お兄さん、その術なんていうんですか?俺、そんな術初めて見ました!」
教官に質問した生徒が訊いてきた。ディクスの術にとても興味を持っているらしい。目をきらきらさせている。
「こらこら、諸君!今は私の授業だぞ。席に着きたまえ!」
ディクスの竜を見ようと席を離れてやってきた生徒を追い返す。
わざとらしく咳払いをすると、自分のテリトリー、教壇へ帰って行った。生徒達もしぶしぶ戻る。
ディクスも気まずく思い、術を封じた。
それからさらに数十分。教官のうんちくは続いた・・・。
授業終了の鐘がなる。待っていましたとばかりにディクスが教室を出ようとしたときだ。
がしっ
腕を後ろに引っ張られ、たたらを踏む。何事かと振り向いたらさっきの生徒だ。それに他の生徒もいる。
「さっきの術、教えてください!」
「えっ?」
「お兄さん、院生か何かなんでしょう?俺たちにさっきの術について講義してください」
「私からもお願いします。手のひらにドラゴンが現れるなんて・・・そんな術見たの初めてなんです」
女生徒も興味津々のようだ。さらに生徒は集まる。彼らから向けられる目は術への熱意と執着心だ。
「でも・・・俺は教員免許とか持ってないし・・・」
「お兄さん、院生じゃないんですか?」
「この前まではそうだったけど・・・」
そういうと生徒達は驚きの表情を見せた。というより、恐怖で顔がこわばっているようにも感じられる。
「も、もしかして破門とか・・・?」
おずおずと訊いてきた別生徒にディクスが逆に驚いた。
「破門!?まさか!マスターの称号をもらったからもう院生じゃないってことだよ」
困ったようなディクスに、今度は歓声が上がった。その驚きたるや興味なさそうにしていたほかの生徒も巻き添えだ。
「そ、そんなに驚くことじゃないだろ・・・?」
あまりの驚きぶりにディクスはおろおろしている。あまり称号取得の自慢はしたくないようだ。
しかし生徒達はより一層目を輝かせてディクスを見ている。
「どう見たってお兄さん二十代じゃないですか!それなのにマスターの称号を・・・はっ!もしかして若作りを!?」
「違うよっ!」
さすがのディクスもこれには怒鳴ってしまった。
「ああやっぱり!だからあんな素敵な術を使えたのね!」
女生徒がうっとりしたように言う。それに他の生徒もうなずいた。
「お兄さんも知ってるでしょう?ただでさえ院に入るのだってすごく難しいのに・・・それなのにその若さでマスターの称号を授与するなんて素晴らしいことですよ」
「こいつの言うとおりです。俺たちだってマスターの称号を夢見てるくらいだし・・・この学校だってマスターの称号持っているのは一人だけなんですから!」
「じゃあ、その人にでも・・・」
「駄目ですよ!術の種類は術者の数だけ存在するんです。だからお兄さんが使える術はお兄さんにしか使えないんです。ですから、是非、お兄さんに教えて欲しいんですよ、僕たち」
最初に腕をつかんだ生徒は絶対に放そうとはしなかった。それどころか他の生徒までディクスの服を引っ張って教室から出るのを阻止しようとしている。
「弱ったなぁ・・・マスターの称号ったって、ただの認定証みたいなもんだし・・・それに俺は教員免許持ってないんだって」
しかし、困っているディクスに生徒達は嬉しそうな顔を見せた。
「お兄さんもしかしてご存じないんですか?マスターの称号を取得したら術に関する教育においては免許なんて必要ないんですよ」
生徒達は不敵な笑みを浮かべている。恐らくディクスが了解するまで放しはしないだろう。
それにしても、マスターの称号はいろいろな特典がついてくるとはきいていたが、まさかそんなおまけまでついていようとは。フォースのことしか頭になかったディクスには予備知識として備えていなかったらしい。
スティング、お前が思っているより生徒たちは術に熱心みたいだぞ・・・
そう痛感する。
――――――― で、俺は何を教えれば良いんだ?」


"クロード先生(マスターの称号つき)の特別講義!!!"
黒板には装飾された大きな文字でそう書かれていた。別に黒板を使うわけでもないから消すことも出来ない。恥ずかしいが、結局そのまま見送ることにした。
・・・・・・なんか、称号がというより、俺が称号のおまけ扱いされてるような気がする・・・
だんだんそう思えてきた。珍しく自信なさそうに顔を上げる。
教室の後ろ・・・さっきまでディクスが立っていた場所にさっきの教官が立っていた。すごい形相でこちらをにらんでいる。
――――――― 俺にテリトリーを占領されて怒ってるな、あれは・・・
はっきり言って怖いが、無視することにした。
「じゃ、じゃあ・・・授業を始めます・・・」
自信なさ気な声に、拍手が沸き起こる。
「えーと、じゃあさっきの術。やってみるから見ておくんだぞ」
そういうとディクスは両手で水をすくうように手を形作る。目を閉じるディクス。
すると両手の中に淡い光が現れた。ぼんやりとしていたが、やがてそれははっきりと形を捉え、竜となる。
まるで卵の中にいるように羽根をたたんで丸まっていた光る竜は、目覚めるように翼を一気に広げると、緋色のブレイズロンドに変化した。
モデルはレクサスだろう。
ディクスの両手の中に小さな竜が羽根を羽ばたかせて滞空している。ディクスが手を離しても、その竜は消えなかった。
ざわめきが生まれる。何故あんなところに竜が出現したのか・・・疑問に思っているようだ。
「えー、さっきの授業でもあった幻術だけど・・・幻術には大きく分けて二種類あるんだ。君たちの先生が説明してくれたような、脳を汚染するような幻術、そしてもう一つが・・・こいつだ」
そうすると竜はディクスの言葉に反応するように口から大きな炎を出して見せた。
「前者はさっきの授業でわかるよな。つまり、術者の見せたいものを強制的に頭の中に送り込む術だ。まあ、恐ろしい術といったらそうなんだが、欠点がある。何だと思う?」
「幻術をかけたい人数がたくさんだと術がかかりにくい・・・じゃないですか?」
一人の生徒の発言にディクスはうなずいた。
「そう。それだ。術力がどんなにあったって、限界はある。例えば百人相手に幻術を施そうたってそう簡単にはいかない。実験中ならいいが、本当の戦闘中はそんな術に集中している余裕はないから大人数相手にはあまり有利とは言えない術なんだ」
生徒たちは熱心に聴いている。ノートにディクスの一言一言を書いているものもいた。
「それからあと一つ。幻術は頭の中を汚染する術だが・・・幻術に汚染された人間が全て同じ光景を見ているとは限らない。例えば、海の光景を送り込んだとする。すると汚染者の視界には海が広がるだろう。だが、例外もある。海を知らない人間にはぼんやりと・・・または何も写らない場合があるんだ。
幻術はその名の通り幻を見せる術だ。汚染者があらかじめ知っている視覚的な知識をもとに幻術の大元は形作られる。知らなかったらかなり中途半端にしかかからない。
現実にある風景や物じゃなくても、幻術を行使する術者が相当な念を持って発動すれば視覚的な知識は必要ないが・・・だがそれにはかなりの技術力と時間を要する。つまり、使うには現実味がないんだ」
指を振ってみせる。
「しかし、もう一つの幻術。こいつは違うんだ。頭の中に送り込むんじゃなくて、実際に頭の中の幻の創造物を具現化する術。つまり、人を選ばない。だから、誰の目にだってこの竜は赤くて火を吹くように見えるだろ?」
そしてブレイズロンドをなでた。
「こいつは俺の中の創造物。だから・・・」
ぱちんっ
ディクスが指を鳴らす。するとブレイズロンドはグランドアビスへと変化した。
周囲から驚きの声が上がる。
「変形も自由ってことだ」
幻術とは思えない。実際にそこに在るのだ。もちろん触れることも出来る。
「あまり幻術って言い方すると誤解されそうだから俺たちの間では召還術って呼んだりすることもあるけどな」
「クロード先生、そのドラゴンははっきり形どられていますよね?頭の中で細部まで考えてやらないといけないんですか?」
グランドアビスはうろこの一つまでも緻密に再現されていた。
ここまで再現するには頭の中でも相当な集中力を要するはずだが・・・。
「そこらへんは自分が持っている知識に依存するんだ。ドラゴンを出現させたいな・・・って思って、ある程度外観を創造する。具現化したときに、あやふやだった部分は自分が持っているドラゴンのイメージに基づいて形作られるわけだ。なんでそうなるのかは分からんが・・・でも、自分でも分からないうちに細かく考えているのかもしれないな」
何人かの生徒がディクスを真似て術を発動しようとしているようだが、出来ないでいるようだ。隣の生徒と話し合いながら何とか形にしようとしている。
「もちろん、この術だって相当な訓練が必要だ。そう簡単に発動できるほど甘くないよ」
「戦闘には有効なんでしょうか?」
一番前に座っている女生徒が質問する。
「もちろん。特に人間に対してはな。突然目の前に巨大な竜が出現したら誰だって驚くだろう?そこをつくというわけだ。知能の高いモンスターにも結構有効だ。あ、でも、目が見えないやつには無効だから」
「他にも何かないんですか?」
一番後ろの席の生徒が身を乗り出して訊いてきた。他の生徒もうなずいている。
「他の術・・・ねぇ・・・今教えたやつを組み合わせた術が・・・」
ぼわっ
グランドアビスが一気に燃え上がり、燃えるたてがみ、かがやく牙を持つ炎竜に変わる。
「普通の火炎術だったらまぁ、たいていは丸かったりとかするが、さっきの幻術を応用すればこんな芸も可能だってことだな」
『おおっ!』
――――――― ふふっ、驚いたか!
驚きの声にいよいよ乗ってきたらしい。最初と比べるとかなり饒舌になっている。
テリトリーをディクスに占拠された教官も感心した様子で講義を見ていた。
いつもはあまり感心されないからな・・・
ディクスやその周辺・・・つまり、ナチやスティングからしたらさっきの術など別に珍しくもなんでもないのだ。ナチも最初は面白がって色々とほめてはくれたが、最近になってナチも高度な術を身につけ始めた。
前から比べると術に関してあまり頼らなくなっていたのだ。
「後は・・・こんな術とか」
そういってほんの少しの間目を閉じた。そして、床を大きく蹴って、中に浮き・・・そして浮いたままになった。
「飛行術とかな」
「す、すげぇっ!!」
なんの支えもなく空間にいるディクスに教室の生徒達全員が拍手喝采を浴びせる。教官も感激したように手を叩いていた。
「俺もこの術の修得には苦労したが・・・人間やる気と根気があればたいていのことは成し遂げることが出来るんだ。術だってその典型だ。形にしたいと、懸命に努力すればいずれは結果となって現れるだろう。もちろんむき不向きもあるが、そんなのは経験が何とかしてくれるさ」
自分の言葉に酔っているディクスに、教室の拍手はさらに大きくなった。
―――――― 俺って、もしかして教員に向いてたりとか・・・!?
やんややんやの喝采にディクスは自己陶酔していた。
豚もおだてりゃ木に登る―――――― 否、ディクスをおだてりゃ崖上る・・・
誰かがそう言っていたが、まさに今そんな状態だ。
「クロード先生っ!もっと術見せてください!」
「任せろっ!」
親指をびっと立てて、気前良く了解したのだった。


「と、まあ、そういうわけで、今は休養中」
情けなく言うナチの背中には怒りと哀愁が漂っていた。
術者としての心構えの一つ。己の術力を見極めること・・・自己陶酔しているディクスにそんな教訓などない。
生徒におだてられ、術を乱発したディクスは半ば昏睡状態だ。よろめきながらも何とか館に帰ってきたはいいが、それ以降ナチが一番近くのソファまでひきずって介抱する羽目になったのだ。
ナチが怒るのも当然だ。
「術を見せるだけでダウンするなんて・・・一体どれだけ術を見せたんでしょうね・・・」
目を丸くしてスティングが尋ねる。
「さあね!知ーらない。授業で術力使い果たした〜とか言ってそのまま寝ちゃったもん」
ソファにはだらしなく寝そべっているディクスがいた。悪い夢を見ているのか、険しい表情に時折意味不明な寝言を言っているようだが、精神力を使い果たして寝込んでいる人間によくある症状だ。
その様子をセカンダリたちが集まって興味深そうに観察している。
「ねえねえ、ちょっと小腹空かない?」
「そうですねー、そろそろ夕食時ですもんね」
お腹の辺りを押さえて答える。時はすでに夕暮れ時だ。この時期は夕闇が訪れる時間も早く、夜の帳がデルタを包もうとしていた。
「じゃあさ、ちょっとだけ味見して欲しい料理があるんだけど・・・」
「料理ですか?」
「うん、そう!日中ディクスがここにいなかったから今日はわたしが厨房を占拠したの。そのときに試しに作ってみたんだけど」
「じゃあ、是非いただきます」
「やった!じゃあ、すぐに用意するね!」
嬉しそうに言うと、ナチは急いで厨房に向かった。


「ん・・・?」
不意に目を開ける。
目を開けたはずなのに目の前は真っ暗だ。眉をひそめ、目をしばたかせる。
それからだるそうに身を起こした。
―――――― 夜・・・?
あたりを見渡す。館の玄関のすぐそばにあるソファでずっと寝たままだったようだ。いつも一階で寝ているセカンダリたちの寝息が良く聞こえる。
ソファのすぐ隣にはレクサスがディクスに身を沿うようにして寝ていた。ディクスは自分にかけられていた毛布をレクサスにかけてやった。
窓から差し込む冷たい月の光が無機質な床に反射して青白く光っていた。それ以外光はない。
「俺そんなに寝てたのか・・・」
頭がぼうっとするのか、抱えながらつぶやく。時計はここからでは確認できないが、恐らく深夜を回っているだろう。当然ナチもお休み中だ。
「しまった。調子に乗りすぎた・・・」
今更ながらに悔しそうに言う。そしておだてられたら崖も登る自分の性格をうらんだ。
・・・・・・ナチのやつに悪いことしたな・・・ちゃんと夕飯食べたのか・・・?
そして何気に目を向けたテーブルに見慣れないものが置いてあるのに気づいた。
手にとってまじまじと見る。
「スパゲティ?」
匂いをかいで確かめる。暗がりではよくわからないが、どうやらスパゲティのようだ。
皿が置いてあった場所の隣にはフォークと水の入ったコップが添えられていた。
「光よ!」
ぽうっ
淡い光が出現する。そしてディクスの周囲を必要最低限に照らし出す。セカンダリが寝ているのだ、そう明るい光にするわけにもいかない。
そして、灯る光でようやく確認できたスパゲティを見た。
・・・キノコスパゲティだな・・・
今が旬のキノコをふんだんに使った特製スパゲティだ。誰が作ったのかは・・・考えなくてもすぐに分かる。
フォークでパスタをつつく。やはり乾いていた。キノコもしなびてしまっている。熱々のスパゲティは時間と寒さで冷たく、乾いたものになってしまっていた。
ディクスはかなり気まずそうな顔をする。
フォークになかなかパスタが絡まないものの、ディクスはナチに感謝しながら料理を口にした。



第10話 第12話
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