D.Force The Third Chapter
Force-27

内に生まれいずるもの


「あぁ・・・平和ってこういう事なんだ・・・」
部屋に差し込む暖かな日差しを浴び、スティングは満足そうに椅子に座っていた。部屋には他には誰もいない。昨日までは机や、床にまで散乱していた書類も無く、久々にすっきりした自室を満喫している。
「明日からどうしようかな」
明日から始まる長期休暇に思いを馳せ、極上のティーを楽しみながら思わず一人ほくそ笑む。この時期は何かと忙しい。冬から春にかけて、新規の事業が立ち上がる事が多く、その対応にスティングも借り出されていたのだ。
セカンダリの世話も満足にできず、スティングは忙しい日々を一人送っていたが、それも今日で終わるのだ。明日からは自由な時間が待っている。
「アクオスの世話もしないと」
深く椅子に腰掛け、うとうとと目を閉じかけた時だった。
がちゃっ
「スティング、話がある」
扉をノックもせず、エリオスがいきなり入ってきた。
スティングは閉じかけた目を全開にし、それからジト目でエリオスを見遣る。そして、深々とため息をついた。
だるそうに身を起こす。
「エリオス・・・何か用なのか?」
珍しく気だるそうなスティングの応対に、エリオスは眉をひそめる。だがそれは一瞬の事で、エリオスはスティングに書類を突きつけると、向かい合わせの椅子に座った。
「ああ、重大事項だよ。ちょっとした事なら私でも足るが、今回はそうも行かなくてな」
テーブルにあったティーカップを手に取り、自分でポットから注ぐと、勢いよく飲み干してしまった。
「重大事項?」
どちらかと言うと独りよがりなエリオスだが、そんな彼がスティングに協力を求めようとするには珍しい事だった。のどかな時間をぶち壊されはしたが、言われたとおり、スティングは渡された書類に目を通した。
「―――――― エルディスト・・・」
最初に目に留まった単語に思わず表情が険しくなる。エリオスもスティングの呟きを聞いてうなずいた。
あごに手を当て、スティングは書類を読み進めた。
読み進めるごとにスティングの表情はさらに硬くなり、読み終わった時にはさっきの穏やかな表情からは想像も付かない深刻なものになっていた。
机の上でばらばらになった書類を整えると、エリオスに返す。それから頭を抱えた。
「エリオス、これは本当なのか?」
「私も疑ったがな。だが、エンドレスの諜報部が間違えるはずはない。やつはエンドレスに報復に来る。それも近いうちにな」
声のトーンを落としたスティングの問いに、エリオスは静かに目を瞑って答えた。
「どうして今更・・・。ガイスター国は百年以上も前に滅んだと言うのに」
「その一族を絶やさなかったせいだろう。末裔が報復しようとするのもうなずける。だが、馬鹿な事だ。このエンドレスに喧嘩を売るとは。全く・・・笑わせるよ」
そう言うも、エリオスの真剣な表情は変わらない。スティングも同じだ。国も持たない人間に脅威を感じているのだ。その理由は二十年以上も前の事件に遡る。スティングもエリオスも、その事件を実際に体験したわけではないが、その出来事についてはよく知らされていた。
「スティング、分かっているとは思うが、お前が一番の標的だ。エンドレスの将来を担う人間だからな。もし、お前が倒れれば、エンドレスはこれまで以上に多大なダメージを受ける」
まっすぐな目をスティングに向ける。
「エンドレスが欲しているのは、銀髪に緋色の目と、そして、力ある石を見つけ出す特殊な力を持ち合わせるお前だけだ」
だが、その真剣な言葉に、スティングはうなずく事は出来なかった。


後日、ガイスター国の末裔を一掃すべく、エンドレスから小隊が送られた。
ところが、向かった場所には末裔は一人としていなかったのだ。諜報部の情報で得られた、末裔の拠点である屋敷には、人一人住んではいなかったと言う。
末裔の人数は把握されていないが、その全てはデルタへ向かったと思われる。
そう、百年以上前の恨みを晴らす為に・・・
「その時、屋敷の中に残っていた手紙がこれです」
ライアが既に開封されている簡素な白い封筒を渡す。
その中には薄い紙が一枚だけ入っていた。
"エンドレスの末裔にお会いできる事を楽しみにしています   エルディスト"
流麗な字で端的に書かれてある。
「僕を標的にしているということか・・・」
手紙を持つ手に力がこもる。
怒りを覚えつつ、スティングは手紙を折りたたみ、封筒に入れた。
「王子、北エンドレスにしばらく身を置かれてはどうでしょう?これからの時期は公務もひと段落しますし、北エンドレスなら安全です」
ライアの提案に首を振るスティング。
「いや・・・僕はここにいるよ」
何か意を込めた様子で言うスティングに、ライアは眉をひそめた。
「まさかとは思いますが王子、ガイスター国と対峙しようと考えてらっしゃるのではないでしょうね?」
やや強い口調のライアに、スティングは返事をしなかった。ただ、視線をそらし、外を見ている。
「王子・・・!」
「僕はエンドレスの末裔として勤めを果たそうとしているだけだ、ライア。ガイスター国の末裔が来ると言うのなら、エンドレスの末裔が迎え撃つのが礼儀だろう?」
「何を馬鹿な事を!礼儀も何もありません!・・・ご存知でしょう?ガイスター国末裔、エルディストはエンドレスを窮地に追い込んだ・・・。国王も命の危険にさらされたのです。それを繰り返すおつもりですか?」
何か言いたげだが、ライアの訴えにスティングは押しとどまった。
「モンスターが襲ってくるのとは違うのですよ、王子。クーデターは、国を殺すのが目的なのです。武力だけではありません。情報を駆使して何らかのダメージを与えるでしょう。エンドレスに報復すると言う目的はひとつでも、その報復方法は数知れません。その標的にむざむざなるというのですか?」
「違う・・・僕は・・・」
「王子、エンドレスは我々が守ります。王子はエンドレスの要です。どうか、北エンドレスへ・・・」
スティングの言葉をさえぎり、ライアはスティングに強く要求したのだった。
―――――― 退避する?それが一番の方法なのか・・・?
やがてライアもいなくなり、スティングは一人になった。
夕焼けに染まるデルタ。同時にスティングがいる部屋も赤く染まった。
さっきから同じ事ばかり考えている。
こういう時、どう行動すればよいのかと。
ライアの言うとおり、北エンドレスで大人しくしているのが一番なのだろうか?
いや、そんなはずはない。
エンドレスが標的ならば、さらに、自分が標的ならば。自分自身で守るのが自分の使命ではないか?
自分がどれだけエンドレスにとって必要な存在であるか、正直スティングには理解できなかった。自分だって、普通と変わらない人間だと言うのに。
第一王位継承候補者という肩書きの下に特別視される自分が嫌だった。自分が出来る事、しなければならない事まで制限されるのは我慢ならない。
若さゆえの勢いもあるのだろう。
ライアを始めとする、彼の取り巻きの対応に苛立ちを覚えていた。
王位をただの国の飾りになんかに成り下がらせはしない。
自分が国を守る。
本当の意味で、国王が国を担い、守る国へ――――――
今まで無茶をしてきた。命を危険にさらした事だってある。
だが、今回は人間が相手だ。相手がどう行動をとってくるか、まだ経験のないスティングに知る由もない。
それも上等だ。
未知なる脅威がスティングを斯き立てる。
「僕の使命は国を守る事だ」
迷いが決意に変わる。
誰がなんと言おうと、自分自身が力を揮う。
エンドレスを危機に追いやるものは、決して許さない。スティングの中に芽生える王位に就く者としての本能。
そして、自分でも気付かない闘争心。
怒り、嫌悪、憎悪・・・ガイスター国に対する負の感情が湧き上がる。自然と力が入り、歯を食いしばる。
「あいつらの好きなようにはさせない」
不意に、鏡に映った自分の顔が目に留まる。その鏡に中にいた自分は、自分でも驚くくらい険しく、そして憎憎しげな表情をしていた。慌てたように普段の表情に戻そうとするが、何故だかぎこちない。
気を落ち着かせ、平静を装うも、その内に秘める感情が顔に出ているような違和感を拭う事は出来なかった。
「どうしたんだ・・・僕」
この時、スティングは自分に渦巻く感情に初めて戦慄した。


「どうしたの、スティング?」
ナチが心配そうにスティングに訊く。ここ数日、こうやってナチがスティングを気遣う回数が増えていた。
いつものようにアクオスの世話にやってくるスティングだが、どうもいつもと様子が違う。ディクスとナチと一緒にいても口数は少ないし、一人にしておくと険しい表情が多かった。
「えっ・・・いえ、なんでもないです」
そしてあいまいな返事をし、慌てたように取り繕うのだ。
そんなスティングに異変を感じずにはいられなかった。
「最近なんだか変じゃない?いつものスティングじゃないみたい・・・」
困惑した表情のナチに、スティングははっとするも、やはり、何も言わなかった。
「何か問題でも抱えてるの?」
「大丈夫ですよ、なんでもないです」
また、あいまいな表情・・・・・・
そう言うスティングがますます不審に思えてくる。
しかし、これ以上訊いてもスティングは教えてくれないだろう。疑問は解決されないままだが、ナチは仕方なく心の中に留めておく事にした。
「そう・・・それなら良いけど。でも、何か悩み事があったらなんでも相談してね」
笑いかけるナチに、スティングは神妙な顔を向けつつも返事をする様子はない。
それどころか、視線をはずし、なにやら思案し始めた。
―――――― どうしちゃったんだろう、スティング・・・
ナチの心配にも気付かず、スティングは一人物思いにふけっている。
「ねえ、スティング!」
やや強い口調で言うナチに反応するように、スティングが驚いて顔を向ける。
その刹那――――――
「え・・・」
異変に思わず声が上がる。
一瞬見えたスティングの別の顔。普段には絶対に・・・いや、戦闘中だって見せない険しい、恐い表情。
息を飲んでスティングをまじまじと見る。
「僕の顔がどうかしました・・・?」
自分を凝視しているナチを不思議そうに見ているスティング。きょとんとした表情は確かにスティングのものではあるが・・・
「へ・・・?う、ううん!なんでもないの!そ、そうだ。ディクスが昨日作ったお茶菓子があるんだけど、食べるでしょ?今すぐ持ってくるね」
慌てた様子で告げ、ナチは立ち上がる。それと同時にスティングも席を立つ。
どうしたのかと、ナチが訊く前にスティングが先に口を開く。
「すみません。僕、帰りますね。ディクスにお茶美味しかったと伝えておいてください」
少し笑みを浮かべ、申し訳なさそうに言うと、スティングはナチをそのままに館を出て行ってしまった。すぐそばで構ってもらおうとしていたアクオスに声をかけることも無く。
クゥゥゥッ
アクオスもスティングの異変を感じ取っているのだろう。寂しげに鳴き、ナチに構ってくれとせがんだ。
「どうして何も話してくれないんだろう」
スティングが何かを抱えている事は分かっている。だが、それが一体何なのか分かるはずも無かった。
今までは、互いに悩み事を打ち明けてきた。
だが、ナチは今までにないスティングとの隔たりを感じていた。
スティングに会えないとか、そういうものではない。精神的な何か。
「わたしたちじゃ、力になれないのかな・・・」
アクオスの頭をなでながら、ナチは悲しげに目を伏せた。


おかしいな・・・どうしたんだろう、僕・・・
胸の中にあるわだかまりをスティングは感じずにはいられなかった。
その原因はおそらく、ガイスター国の事だろう。日中はもちろん、食事中も、読書中も、夢でさえ、その事が頭から離れなかった。
のしかかる重圧。そして、責任感、義務感。
だが、そんな事で弱音を吐いている場合ではない。
これからこの大国を担おうとしている者が、これくらいの事で滅入るなんて・・・
スティング自身、自分に言い聞かせ、何とか自分を保とうとする。
ガイスター国の件を知らされてから既に二週間が経過していた。その間に自分の中に巣食った黒い影。
エンドレスを危機に追い込もうとする輩に対する激しい憎悪。スティングも痛いくらい感じていた。感じずにいられなかった。
冷静さを保たねばならないと分かってはいるが、感情を表に出そうとしない分、自分の中に凝縮された感情が溜まっていく。
そう、自分でも気付かぬうちに、スティングは病んでいた。
変わってしまっていた。
そんな自分にまだ気付かぬ春先の午後。スティングは演習場にたたずんでいた。
「迦楼羅(かるら)の炎!」
スティングが叫ぶと周囲に炎が渦巻き、鳥をかたどると空に向かって放たれた。
空気を焦がし、それはやがて見えない所まで飛び去ってしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
これが何度目の術の発動か分からない。そして、演習場に来てからどれだけ時間がたったのかさえも分からなかった。
荒く息をし、スティングは空を見上げた。
青い空。エンドレスと世界を結ぶ青の領域。
だが、それは同時にやつらとも通じている事を意味する。やつらも、この青い空の下にいるのだ。
そう考えるだけで虫酸が走る。
エンドレスに危害を加えるやつなどと通じてたまるものか・・・!
それらを壊滅する為にスティングは今ここにいる。そう、自分の手で迎え撃つのだ。
そしてエンドレスには再び平和が――――――
険しい表情に口元が薄く笑む。
「スティング・・・」
突然声が上がり、スティングは戦闘態勢でその声のほうを振り向く。
「エリオス」
安堵した様子を見せるも、戦闘態勢を崩そうとはしない。手に持っている剣も納めず、スティングはエリオスに歩み寄った。
「気付いていないのか?」
訝しげに言ったエリオスに、スティングは首をかしげた。
「何が?」
「・・・・・・」
エリオスの言っている意味が分からずきょとんとしたスティングに、エリオスは哀れみの目を向ける。
「ガイスターを迎え撃つんだって?ライアから聞いたよ」
「当然だ。僕はエンドレスを守る義務がある。エンドレスを壊そうだなんて、絶対に許さない」
ガキィン
両手で持った剣を高々と掲げ、そして思い切り振り下ろす。
地面に剣先がぶつかり、砕けた。
「憎しみは何も生まないぞ」
「分かってるよ、そんな事。別に憎しみからじゃない、僕はこの国を守りたいからこうやって術を磨いているんだ」
当たり前のように言うスティングにエリオスは嘆息した。
それを見たスティングはあからさまに嫌そうな顔をする。
「何が不満なんだ、エリオス」
「不満も何も・・・自分自身の愚かさに気付いていないお前が情けなくてしょうがない」
「なんだって・・・!?」
声が荒くなる。
エリオスは冷徹な視線を送った。
「ここまで言っても気付かないとはな。やはり、お前にはガイスターの件は話すべきではなかったか。もっと聞き分けのいいやつかと思っていたが、私の過信だったな」
はき捨てたエリオスに、スティングは剣先を向けた。
「だったらエリオスはこの国の為に何かしようとしているのか?国が危機にさらされようとしているのに、のんきなエリオスに言われたくはない!」
「口で言っても分からないか?」
フォッ
エリオスの髪が風に煽られる。
「僕とやっても負けるだけだ、エリオス」
「うぬぼれるのもいい加減にしろ、スティング」
エリオスが腰に差している剣の柄に手をやる。
一触即発の状態。
演習場に生まれる緊張感。
そして、お互いに戦闘開始のタイミングを図っていたその時だ。
「スティング?エリオスさん・・・!?」
演習場の入り口からかかる驚きの声。集中力を奪われ、エリオスはその方を向く。
その一瞬だった。
「はぁっ!!」
スティングが一気に斬りかかる。
「!!」
体勢とバランスを崩したエリオスは仰向けに倒れた。衝撃に顔をゆがめ、そして見上げる。
そこには自分に剣先を突きつけているスティングがいた。
逆光で、はっきりとした顔はわからない。だが、その口元。歪めるような笑みは分かった。
「戦闘中だ、エリオス」
静かに言うスティング。
「スティング・・・」
かすれた声を出すエリオス。
確かに、声が掛かったせいで一瞬気がそれた。本当の戦闘中ならばあるまじき行為だ。
だが・・・
当たり前のように剣を突きつけるスティングに、エリオスは恐怖を覚えた。
瞬きもろくにせず、スティングを見上げている。
「ちょっ・・・スティング!一体何をやって・・・!」
駆け寄ったのはナチだった。
エリオスに剣を向けているスティングに非難の声を上げる。
「戦闘中の不注意は命を落とす・・・ですよね?ナチ」
ナチに目もくれず、静かに言う。
「・・・・・・」
何も言えずナチは黙った。
カチンッ
スティングは動かぬエリオスに意味深に笑い、そしてようやく剣を鞘に収めた。
「大丈夫ですか、エリオスさん」
ナチはエリオスを気遣う。
「ああ、大丈夫だ。かすり傷一つないよ」
エリオスは立ち上がり、服についた埃を払った。ナチを安心させるように笑む。
「スティング!どういう事?丸腰の相手に剣を突きつけるなんて・・・不注意以前の問題よ」
「丸腰じゃありませんよ。エリオスだって戦闘に関する技術は持ち合わせています。これくらいかわしてくれると思ったのですが」
「スティング、本当にどうしたの?ここ数日おかしいわ。スティングじゃないみたい」
「僕は何も・・・。むしろ、今の僕は意志で固まっている。今までの優柔不断な僕とは違うんです。僕はやるべき事、成し遂げなければならない事がある。その為なら、僕自身どうなってもいいんです」
冷たい言い方。
「だから僕は戦う。エンドレスを守るために・・・」
「違う、お前は義務を建て前に、戦いを欲しているだけだ」
「違わない」
「好戦的になっている自分に気づけ!」
エリオスの叫びにスティングは嘲るように一つ笑う。
「エリオス、エンドレスが欲しているのは、銀髪に緋色の目と、そして、力ある石を見つけ出す特殊な力を持ち合わせる人間だけだって言ってたな」
「ああ」
「それが僕なんだよ。主役がいなくてはどうにもならない。僕が動かなければ、エンドレスの存在は意味がないんだよ」
スティングの口からつむがれるその言葉。
ナチも、エリオスも何も言い返せない。
「―――――- もう、いい。お前には失望した。ナチュラル、君もここから立ち去ったほうが良い」
険しい表情をたたえたまま、エリオスは演習場から出て行ってしまった。
一方、ナチは悲しげな視線でスティングを見ている。
「僕は至って当たり前のことをしているだけですよ。ナチだって賛成してくれるでしょう?」
だが、ナチは首を縦に振らず、エリオスの後を追うように演習場を後にした。
青い空の下、演習場に残ったスティング。
どこかに行ってしまったナチとエリオスに悲しげに首を振る。
「どうして誰もわかってくれないんだ・・・」
やや苛立ちの口調で、スティングは呟くように言った。



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