Words

術について

-ImaginationForce-
術とは頭の中のイメージを具現化すること。意思、意志力、精神力の三拍子がそろって始めて実現される。己の頭で作り上げたものを意志力を持って制御、精神力を持って具現化する。
全ての人間が使えるというわけではないが、使える素質は誰にでも備わっている。昔は多用されていたが、現在はリディア大陸の技術の浸透によって衰退してきている。術の発祥地、エンドレスとて例外ではない。
【術の適性】
一般的に想像力豊かな人ほど多種多様な術を扱えると言われている。子供は想像力が豊かではあるが、具現化するための精神力と意志力不足のため、たいていは失敗に終わる。
【術の威力】
これは術者によって様々である。しかし、術とは意思、意志力、精神力を要するもの。術者の精神が著しく不安定な場合は威力が激増したり、または激減したりする。つまり、術はそのときの術者の精神状態で決まる。
また、それ以外にも言葉による威力の変化も重要だ。術を発動する際に、イメージしたものを敢えて言葉で表現することでより大きな威力となって術は完成されるのだ。
【感知能力】
強い精神力を持つ術者はモノのチカラを感知することができる。地に転がってる石も、草も、その力を引き出して術に変える事も可能だ。
術の初心者はまず、モノを通して術を解放するように教えられる。モノの力を感知できるかどうかで素質があるか否かがわかる。
【大陸での違い】
ディオール大陸では精神力を消費した術が使われている。では、ネルディアス大陸やリディア大陸はどうだろうか?ネルディアス大陸は魔法が使われ、リディア大陸は科学技術が使われている。
魔法とは生けるものが元々備えている力を消費するもので、術のように鍛えたからと言ってキャパシティが増大するものではないようだ。科学技術は上記二つと違い、誰でも使えると言う手軽さがある。次々に開発され、リディア大陸を潤していると言う。
術や魔法とは違うが、リディア大陸では科学技術を他の大陸の術や魔法と同じとみなしてもいいだろう。いずれにしても、我々が生活を営むためには必要なものなのだ。
【術のこれから】
術が衰退してきていると言われているが、エンドレスではこれを打開すべく学術院の設置や、術を取り入れた先端の科学技術を展開している。

参考図書:【術入門】/エンドレス国立図書館蔵書


竜神について

-The DragonGod-
竜神―――――― 三大大陸それぞれに一体ずつ存在すると言われている。古来、この世界を脅かす巨大な力に打ち勝った神竜であり、現在の竜神はその力を受け継ぐものたちだ。ディオール大陸と、ネルディアス大陸の竜神は間接的ながら人々の暮らしに手助けをしていると言う。特にネルディアス大陸の竜神はその御身を人々に現すほど友好的であったという。
では何故ディオール大陸の竜神は人々の手助けをするようになったのか?それは次章で述べることにしよう。
【竜の聖域】
竜神が本来いるべき場所は聖域と呼ばれ、人間には立ち入り禁止区域であった。聖域は、竜神がその強大で巨大な力を保ち続けるのに重要な場所であると言う。しかし、その区域が数千年前破られることになる。
人間の思いもよらぬ反乱に竜たちは不意をつかれその聖域を侵されたのだ。
聖域を侵された竜神はその力を肉体に納めることが出来なくなった。あふれ出す力が竜神の体を大きく傷つけ、その永遠ともいわれた命は風前の灯となった。しかし、そこで一人の人間が竜神を助けることとなる。
【エンドレスの関係】
エンドレスのもう一人の建国者とも言える者、グロリアが聖域を竜神に返すことで竜神は死を免れた。
しかし、グロリアの一存により、ただ聖域を返すことはかなわず、交換条件を要求したのだ。
竜神は聖域を侵さない代わりに人々の暮らしの安全を約束したのだ。それは獣の頂点に君臨するもののみに与えられた特権だ。しかしそれはディオール大陸への人間に・・・というよりはむしろグロリアのために契約されたものだろう。そしてエンドレスと竜神の関係が切っても切れないものであるのはその契約ゆえである。
グロリアは竜神に敬意を表し、竜のデザインを施した巨大な護符を作り上げた。その護符は現在も残っており、百年に一度エンドレスの建国記念日にのみ一般公開される。
【使役するもの】
人々と契約を結んだ竜神ではあるが、広い大陸を一人でカバーすることはできない。そこで登用したのが竜神に仕える子竜(しりゅう)だ。子竜は上位の竜の中でもずば抜けた頭脳と力を持ち、竜神に忠誠を誓った竜である。
大抵のことは彼らによって解決された。中でも有名なのがウェルディ川の大氾濫である。彼らにより付近住む数十万の市民が救われたと言われている。
【死の行進】
人間の守る約束をした竜神だが、その契約は突然破棄されることとなる。竜神が何の前触れもなく反旗を翻したのだ。三日三晩続いた攻撃はディオール大陸の実に四分の一を荒野に帰した。
その死の行進は皮肉にも子竜によってとめられることとなる。それからディオール大陸には竜神、子竜がいなくなってしまった。しかし、我々は以前となんら変わらない生活を送ることが出来ている。ひそかに生きている子竜が暗躍しているのではないかとささやかれているが、定かではない。
【他大陸の竜神】
ディオール大陸で聖域を侵された竜神に習い、他の大陸でも人間達と同じような契約を交わすこととなる。ネルディアス大陸の竜神は昨今までその契約が続いていたらしいが、ディオール大陸の死の行進とともにその姿を消した。そのせいで大陸全体が混乱に陥っていると言う。
リディア大陸の竜神についてはあまり手助けをする必要がないらしい。科学技術を進歩させる大陸ゆえだろう。唯一存在が確認されている竜神だが、彼もまたいつかは突然姿を消すのであろうか・・・?

参考図書:【力を持つ者・上巻】/エンドレス王立図書館蔵書


フォースとは?

-Force-
子竜によって死の行進が止められたときに竜神の力が結晶化されたもの。
見た目はただの石に見えるが、それには人間には使うことの出来ない強大な力が秘められていると言われている。それゆえ、どんな優秀な術者でもそのフォースの力を感知することは出来ない。その理由は解明されていないが、人間だからとしか言いようがないだろう。フォースはディオール大陸に散らばったといわれているが、それを研究の糧にしているものはほんのわずかである。理由は簡単だ。自分達の住み大陸を破壊した竜などの力のかけらを誰も欲しないからだ。
何故、竜神の力がフォースと言う物理的なものになったのかは不明である。そもそも、著者もフォースを実際に見たわけではないからただの噂ではないかといわれればそれまでであるが・・・。

参考図書:【力を持つ者・下巻】/エンドレス王立図書館蔵書